徒然なる儘に ・・・ ④

心機一転、新たにブログ再開です💕 雑談を書くことも多いですけれど・・・(主に、電子ゲーム・ネタ💕)、残りは【新聞記事】にコメントを入れています💕

きょうの潮流 2024年2月7日(水)

ホットでクールな、みんなの大会。そんなスローガンを掲げロシアのソチでオリンピックが開幕したのは10年前のきょうでした。冬季五輪としては当時史上最多の国と地域が集いました

 

▼しかし、この大会は大きな汚点を残すことになります。五輪が閉幕しパラリンピックが始まろうとしていたときでした。ロシアがウクライナに軍事介入。みずからも国連で決議した五輪休戦のさなかでした

 

▼世界平和への貢献や相互理解の促進、国境をこえた友情や連帯という五輪精神を真っ向からふみにじる暴挙。クリミア半島の武力併合は、今月で開始から2年となるウクライナへの全面的な侵略につながっていきました

 

▼3年前に開かれた東京五輪も禍根を残しました。コロナの感染拡大で医療がひっ迫し多くの国民が反対するなかでの強行開催。主催機関や大会組織委員会への不信が高まり、人びとの間に対立と分断をもたらしました。きょうは長野五輪を記念したオリンピックメモリアルデーとされていますが、各大会の検証が求められます

 

▼この日は「北方領土の日」でもあります。江戸幕府とロシアとの間で最初に国境を取り決めた日魯通好条約が結ばれた日。しかしいま日本政府は、従来の4島返還さえ投げ捨て2島返還へと。相手の領土拡張を正面から批判できず、プーチン政権の覇権主義を助長させています

 

日露通好条約の内容とは?
 
日露間の国境が初めて法的に確定したのは、1855 年 に調印された通好条約においてである。 この条約 で、国境は、択捉島とウルップ島の間と定められた。 また 樺太は従来どおり国境を設けず、両国民の混住の地とす ることが定められた。
▼理不尽なふるまいには、どんな大国や組織に対しても物を言える政府。それをつくることが五輪のめざす世界にも合致するはずです。